【テーマ】 |
国土交通省平成29年度政策課題解決型技術開発 |
【委員】 |
<研究代表者> 須田清隆(環境風土テクノ) <共同研究者> 建山和由(立命館大学) 蒔苗耕司(宮城大学) 本田陽一(環境風土テクノ) 小浦場博(環境風土テクノ) 可児憲生(可児建設) 渋谷義博(トライポッドワークス) |
【研究目標の概要】 |
中小零細建設業の情報化支援を目的に、映像処理技術とネットワークカメラやクラウドを組合せたデータベースをプラットフォームとする‘映像を活用したCIM’を開発する研究である。 具体的には、タイムラプス映像による見える化に、映像による重機や技術者の作業行動などの数量化や感性工学を活用した映像の意味化を組み入れた使い易いvalueなCIMを構築し、 中小企業の情報化施工の推進や、インフラメンテナンスへの活用を期待するものである。 |
【平成28年度までの研究成果の概要】 |
① 映像を活用したCIMの主な現場検証 ② タイムラプス映像を活用した統合型データモデルの開発 映像を活用したCIMデータモデルの開発 映像解析システムの開発 ③ 映像分析による施工数量や施工履歴の数値化手法の開発 映像による3次元化技術の開発 映像による施工数量の数値化技術の開発 映像による現場状況の数値化開発 ④ 中小零細建設業が経済的負担や人的な負担がなく使用できるvalueCIMの開発試行工事 クラウド化開発実証 低コスト化検討 |
「中小零細建設業を対象にする映像を活用したvalueCIMの開発」
【02】研究年度別研究計画概要
研究年度別研究計画概要
研究開発項目 |
平成27年度 | 平成28年度 | 平成29年度 |
【フェーズ】 | 【F/S】 | 【R&A】 ~ | |
(1) CIMとしての有効性評価 |
試行工事(3~5件) | ||
技術開発の可能性評価 | 映像による3次元化技術の開発 | ||
(2) 映像情報による数量化技術の開発 (②映像分析による施工数量や施工履歴の数値化手法の開発) |
技術開発の可能性評価 | 映像による施工数量の数値化技術の開発 | |
技術開発の可能性評価 | 映像による現場状況の数値化開発 | ||
(3) 映像とテキスト情報のデータベース技術の開発 (①タイムラプス映像を活用したデータモデルの開発) |
技術開発の可能性評価 | 映像を活用したCIMデータモデルの開発 | 統合型データモデルの開発 |
(4) 体系化とマニュアルの整備 (①タイムラプス映像を活用したデータモデルの開発) |
クラウド化開発実証 | 数値化技術の開発 | |
valueCIMの開発 | |||
(5) 低コスト化と現場負担軽減方策の検討 (③低負荷システムの開発) |
【03】映像CIMの位置づけ と 映像活用の特徴
<-- 前 | HOME | 一覧 | 次 --> |
【04】取組または検討企業 と 関連論文
【取組または検討企業】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
【関連論文】 | ||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||
<-- 前 | HOME | 一覧 | 次 --> |
【05】映像を利用した施工管理 <日常活動としての作業確認ターンバック機能>
【06】映像を利用した施工管理 <日常活動としての作業確認ターンバック機能>
【07】映像を利用した施工管理 <施工問題の要因抽出センシング機能>
【08】映像を利用した施工管理 <施工問題の要因抽出センシング機能>
【09】映像を利用した施工管理 <施工問題の要因抽出センシング機能>
【10】映像を利用した施工管理 <技術蓄積【ビッグデータ機能】>
【11】映像を利用した施工管理 <意志疎通の迅速化 【コミュニケーション機能】>
<-- 前 | HOME | 一覧 | 次 --> |
【12】映像を活用した数値化・3次元化(1)
【13】映像を活用した数値化・3次元化(2)
【14】映像の3次元化と工事実績収集(1)
【15】映像の3次元化と工事実績収集(2)
【16】映像の3次元化と工事実績収集(3)
【17】映像の3次元化と工事実績収集(4)
【トラッキングによる行動追跡 】3次元想定と効率化 | ||||||
【構造物建築】 試行事例(映像情報の数値化) | ||||||
| ||||||
ネットワークカメラのキャリブレーション計算 | ||||||
チェッカーフラッグ画像を複数枚撮影 複数のチェッカーフラッグ画像からカメラのキャリブレーションパラメータを計算
ズームによる焦点距離ごとにキャリブレーションパラメータを計算
| ||||||
2.カメラ画像へ3次元モデル配置(テストモデル) | ||||||
オリジナルカメラ画像
↓
キャリブレーションパラメータからカメラ画像を補正
↓
モデル座標(青:赤に重なりほとんど見えない)と画像上の座標から座標変換行列を計算して、モデル座標(赤)を画像上に投影
座標変換行列を使用して3次元モデルをカメラ画像に配置(半透明表示)
| ||||||
カメラ映像の特徴点の追跡 | ||||||
追跡したマーカーの中心座標を記録
| ||||||
2方向の追跡座標から3次元座標を計算 | ||||||
それぞれの座標変換行列とそれぞれの追跡座標から3次元座標を計算
|
<-- 前 | HOME | 一覧 | 次 --> |